秋田県横手市の鍼灸院 / 肩こり・頭痛・腰痛・坐骨神経痛・膝痛
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全身を使うスポーツをしていても肩こりになる理由

" 体づくり "

2018年8月15日

前回の続きです。前回の記事はこちら

 

全身を使うスポーツをしていても肩こりになる理由を解説するにはまずは手や足の骨の構造を知る必要があります。

 

手首(折れ曲がるところ)から指先までのいわゆる「手」には何個の骨があるかご存知でしょうか?

同じく足首(折れ曲がるところ)から指先までのいわゆる「足」には何個の骨があるかご存知でしょうか?

 

 

 

片手には26個、片足には25個の骨があります。なぜそんな数の骨が必要なのでしょうか?

 

手は主に何か物をつかむ、足は体のバランスをとるという役割があります。元々人間は野山を素足で駆け回り、木や岩山を素手で登ったりして生活していました。自然の中のものは基本的に輪郭が曲線でつかむにも乗るにも不安定です。崖を登ろうとしても手がかりになる岩はしっかりつかまれるものばかりではありません。野山を駆け巡るにも土の坂、岩や木の根の凸凹などが多く平らで安定した地面ばかりではありません。不安定なものをつかむには手先だけでなく体の仕組みを総動員してつかまないといけないし、不安定なものの上に立つには全身を使ってバランスを取らなくてはいけないわけです。

 

そのためには不安定さを感じるセンサーが必要です。実はそのセンサーは手首足首にあると言われていて、手や足の20数個の骨で情報を感じ取ります。その情報を元に胴体から手首までの体の使い方を決めると考えられています。胴体から手首までの使い方を変えることでより精密な指使いやより細かに体のバランスを取ることが可能になるわけです。

 

現在の我々の生活環境の中ではものはつかみやすく、地面は平坦にバランスを取りやすく作られています。そもそも体の仕組みを総動員しなくても生活が成り立ってしまいます。

するとどうなるかというと使われない部分が出てくるわけです。使われないにもかかわらず座り方、体の動かし方などによってその部分に負荷がかかり固くなっていきます。そうしたことの積み重ねが肩こりや腰痛の原因の1つだったりします。

 

現代の様々なスポーツや運動においてもシューズやコートなど用具や環境の発達により実際の自然の中で素手に素足で動き回るよりも体の細かい仕組みを使わずにプレーやエクセサイズができてしまうため、運動はしているのに使えていない部分が多く、しかも負荷だけはかかってしまい肩こりや腰痛があるという結果になるのです。

 

そこから長く負荷をかけ続けると怪我をしてしまいます。自分の体の動きで怪我をするのは自然から切り離された人工物の中で生活している人間くらいです。野生動物は自分の動きで怪我をすることはないし、もちろん肩こりや腰痛などありません。現代の便利さを追求した生活環境が体の不調を生む原因になっているというのは皮肉なことです。

 

ちなみに現代の生活環境ゆえに使われていない体の機能を使うのは別段難しいことではありません。裸足で土の上を歩いたりするだけでも体は変化します。しかしながら歩いてもいい土の上という環境自体が見つけにくい方もいると思います。

 

そこで当院がおすすめしているのは100円ショップなどに売っている人工芝の上に乗って運動することです。これは平直行さんの「サムライメソッドやわらぎ」で提唱しているワークで、人工芝が足の裏に不安定さを感じさせ、普段使っていない体の部分が働き出すので、乗った瞬間から体が変化します。

体の前屈を人工芝の上に乗る前と後で比較してみるとすぐに違いが分かります。

 

 

 

 

通常だとこんな感じが・・・

 

 

人工芝に乗るとこんな感じに!

 

少しの変化にみえますが日々この少しの変化を積み重ねることで大きな体の変化になります。当院でも月に1回程度「からだ道場」というセミナーを開催して人工芝ワークをお伝えしています。興味のある方はFacebookページをご覧ください。

 

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