秋田県横手市の鍼灸院 / 肩こり・腰痛・五十肩・坐骨神経痛

坐骨神経痛の症例

すべての症例を掲載することが難しいため、一部を紹介します。
 

症例4 立ったり歩いたりするとズキッと痛む坐骨神経痛

50代女性

 

2017年9月来院

 

【症状】
H27年頃から右のお尻の奥に痛みを感じ始める。年々痛みが強くなり、最近は太ももの前から横にかけてしびれも出るようになった。本人は10年前に車のタイヤ交換でぎっくり腰になったのが原因かも、と思っているが今回のような症状は初めて。
休みの日に家でゆっくりしていると無症状のこともあるが、普段仕事で歩いたり階段を上ったりするとお尻の奥にピリッとした痛みが常にあり、足をつけないような痛みが出ることもあり、痛みをかばうような歩き方になってきた。
朝よりも仕事で立ち続けた後の夕方頃の方が症状強く、脚を上げづらい。座っていると腰が重く、立って脚を上げようとするとそけい部に痛みが出る。
放って置けば治るかと思っていたが、変化がない上、痺れが辛くて眠れない日も出てきたため、似たような症状で知人が来院したことのある当院に来院。

【治療内容と経過】
坐骨神経痛の症状ではあるが、症状の特徴から腰の他に股関節に問題があると考えた。
初診。股関節の前面、側面にかかる負担を減らすために足と膝のツボに鍼をすると脚を上げるのが楽になった。腰痛に関するお尻の筋肉(梨状筋)を調整するために手のツボ、体を支える筋肉(大腰筋)を調整するために脚のツボを使うと歩いたり段差を上るのが楽になった。
施術の翌日、周りから歩き方が変わったと言われた。2回目以降は夕方に症状は出るが徐々に楽になっているのを実感していた。初診時の治療方針に加え股関節の調整のため、首の調整と股関節の内外旋の調整を加えて治療を継続し、4回目の治療で症状がゼロになったため治療を終了した。

 

【主に使用したツボ】
中腰R、大腰R、腰腿点(1)R、膝陽関R、足太陽R、豊隆R

 

【考察】
坐骨神経痛は一般的に腰椎だけの問題と考えられがちだが、足をついたり足を上げたりと股関節の動きで出る症状は、股関節の問題が潜んでいることが多い。特に股関節の回旋の動きの問題があると脚で体重を支えるのが辛くなるため歩くのが大変になり日常生活に支障を来すこともある。傷病名にとらわれすぎず、体の状態から原因を的確に割り出していくことが早期解決につながる。

 

症例3

60代女性

 

2017年7月来院

 

【症状】
立ち仕事が多く、腰痛は常にあり、時々太もも裏から下腿側面にかけて痺れが出ることもあった。普段から体を動かそうとストレッチなどはしている。2週間前に開脚ストレッチをしていて左側に力が入らず動けなくなった。自分で骨盤を調整しようとテニスボールを使ったり色々やっていたら左脚に痺れが出始める。徐々に症状は減ってきている気がするが、お尻の辺りに痛みがあり、痛みのせいで体が右に傾いているような気がしている。お尻、太もも、下腿の痺れは常にある。立ち座りや寝返りの動作が特に辛い。
以前腰痛で整形外科に行って注射を打ってもらったら痺れが出てきたことがあるため病院には行かずに治したいと考え、散歩中に当院の看板を見つけ、ここなら何とかしてくれそうと思い来院。

【治療内容と経過】
初診。立つ時に痛みが出るため仙腸関節の問題があると考えた。背中のツボで調整すると立つ動作が楽になった。また坐骨神経痛は梨状筋との関係が深い。手と背中のツボに鍼をするとお尻から脚にかけての痺れが大きく減った。
2回目の来院時は症状は当初の半分くらい。初診と同様の方針で治療し、寝返り時の痛みの改善のため脚のツボを使って胸椎を調整を追加。
3~5回目は梨状筋、仙腸関節の調整に加え股関節の調整を加える。背中のツボ、足のツボを使うとお尻の痛みが減り脚を上げやすくなった。
6回目の来院時には痺れはなくなり動きもスムーズ、座っているとお尻が少し重い程度。背中と脚のツボ使って調整すると症状はなくなったので治療を終了した。

 

【主に使用したツボ】
腰海L、腰腿点L、T4(4)L、懸鐘L、志室L、L5(0.5)L

 

【考察】
慢性の腰痛から坐骨神経痛を引き起こす場合は梨状筋の問題は特に大きい。今回のように仙腸関節や股関節の問題も関係していると、お尻の痛みや、立ち座りの動作時の痛みが強く表れる。痛みや痺れを取ることだけに集中せず、その症状を引き起こす原因は何か、どういう動きに問題があるか、を探っていくことで早期の解決が可能となる。

 

症例2

70代女性

 

2017年5月来院

 

【症状】
2週間ほど前に自宅で掃除機をかけていたら右の腰にビリビリと電気が走るような痛みが出た。痛みはあるものの歩けなくはないのでそのままにしていたら翌日も同じ動作で痛みが走った。整形外科の診察を受けると「骨に異常は無い」と言われ痛み止めやシップなどの薬を処方された。右のお尻から太ももの側面にかけてビリビリ感があり、座って靴下をはく動きが辛い。立っているより座っている方がお尻の奥に痛みを強く感じる。
すぐに症状が落ち着くかと考えていたが、中々治らず、家事をしていて痛みが気になる。安静のため週1回のウォーキングの会も休んでしまっているので早く治そうと思い、以前腰痛の治療を受けた当院に来院。

【治療内容と経過】
問診していくとお尻から太ももに開けての違和感の他、そけい部にも違和感が出ているとのこと。また、立っているより座っている方が痛みが強いことから、腰の問題だけでなく股関節の問題を含む坐骨神経痛であると考えた。
初診。活法で腰の調整、そけい部の痛みに対する調整を行うと症状はかなり楽になった。
2,3診目。お尻から太ももまでの痛みは減ったものの依然として気になる。股関節の他仙腸関節の違和感も気になり始めた。活法で腰と坐骨神経の調整を行いつつお尻や股関節、仙腸関節周りを緩めていくとお尻から太ももまでの痛みは違和感程度まで減った。
4診目。お尻から太ももにかけての違和感は消え、仙腸関節の動きも楽になったので経過を見てまた症状が出るようなら来院するように伝え終了。

 

【主に使用したツボ、活法】
腰痛3手、坐骨上げ、弓の調整、地機R、曲池R、仙腸関節の導引

 

【考察】
坐骨神経痛の症状を持った方で整形外科で「骨に異常はない」と診断される例は少なくない。これは坐骨神経痛が腰椎だけの問題ではないことを示している。臀部から太ももにかけての筋肉の固さをとることで症状は改善していくが、股関節の問題が潜んでいる場合には「お尻の奥の痛み」がいつまでもつきまとうことが多い。股関節は立っていても歩いていても負荷がかかり、腰周辺の症状に大きく関わっている。患部のみに気をとられないように体を診ていくことが大切である。

 

症例1

50代女性

 

2016年7月来院

 

【症状】
1月頃から左のお尻の辺りに違和感を感じ始める。本人としては立ち仕事が続いたせいだと思うが、3年くらいも同じ仕事をしていてこのような症状が出たことはない。徐々に違和感が痛みに変わり、テニスボールを使った腰痛改善運動を強めにやり過ぎてから徐々に痛みが強くなってきた気がする。春頃には激しい痛みになり、痺れも出始める。仕事後は脚の外側に痺れが出る。寝て起きると自然と左側が下になっていて痺れが出ている。体を前後に倒しても症状はなく体を捻るとお尻に痛みが、脚に痺れが出る。仰向けで膝を外に開く動作で痛みがあり、体を起こすときにもお尻が痛い。立っている時と朝起きる時が一番つらい。
20代の頃から肩こりがひどい。20年以上前にスキーで転んで左肩を強打してから左腕が上げづらい。
インターネットで当院の症例を見て似たような症状があったため来院。

【施術内容と経過】
動作と仕事環境から臀部の筋肉と股関節に問題があると考えた。
初診。活法で脚の筋肉と神経をストレッチすると常時出ている痺れは消えた。股関節を調整し、臀部の筋肉を緩めると臀部の痛みは半分くらいになる。肩と首の調整でさらに少し症状が減る。
2診目。痺れは動いた後に時々出る程度。お尻の痛みは梨状筋の辺りに限局している。肩は楽。梨状筋に関係するツボに鍼をすると症状がかなり楽になる。
3診目。来院時には動いても痛みはなく、朝起きようとするときに痛みが出る程度。活法で仙腸関節の動きをよくしておき、また症状が出るようなら来院するように伝え終了。

 

【主に使用したツボ、活法】
骨盤の高低差、昇り竜、股関節抜き、肩関節の開閉、腰海、骨盤回し

 

【考察】
臀部の筋肉と股関節の問題で起こった坐骨神経痛の症例である。
元々は立ち仕事が続いての股関節の問題であり、テニスボールの運動で強めの刺激を与えたことで臀部の筋肉が硬くなり、坐骨神経痛を引き起こしたと考えられる。
肩関節と股関節は離れているが連動があり、肩関節へのアプローチが早期の解決につながった。こうした離れた関係も見落とさないよう、問診の力も磨いていきたい。

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